2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

頭骨の話。読むことについて。ひとりの人の話。神様について。

読書感想とそれ以外とを区別して書こうと試みたのですが、うまくいきませんでした。これから先、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を初めて読むかもしれない方は、お読みにならないほうがよいと思います。内容にも触れます。

「俺はもう、その場所にはいないんですよ」

ここ数ヶ月、お酒のアクセサリー化について考えていた。あるいは、アクセサリーではないのかもしれない。俺は、おそらくこの言葉に込められた意味をイメージすることができているが、元々俺のなかになかった言葉だからだろうか、説明するのが難しい。しかし…

「生きてる時と死んでる時が実はそんなに変わらないことだとしたら」

水曜日が休みになった。観たい映画があったのだけれど、その映画が上映されているのは金曜までで、難しいかもしれないと思っていたところに舞い込んだ休日だった。何かの縁と思い、朝に仕事を終え、昼に起きた。縁。今読んでいる本にはサンドイッチが登場す…

ありがとう。泊まるつもりはなかったんだ。そう思いながら、無断で友達の履物を借り、勝手に友達の部屋の鍵を持ってパンと漫画を買いにいく。

「俺休み。君は?」「休み。遊ぶ?」日比谷線に乗り換えて越川くんの部屋に向かう。「何して遊ぶ? 花火?」「いいね」北千住で途中下車し、ドトールで休む。日曜日は、とても暑い日だった。花火が見つからなかったのでまた電車に乗る。スーパーマーケットで…

サイレントムービーと同調する彼、これが才ではなく何だというのだ

無言劇とはパントマイムを指すのか。なるほどとひとり納得。世の中には、猫を模した踊りが存在する。とある舞台のとある演目で、俺は猫の踊りをみた。かわいい。踊った後の礼も猫。かわいい。踊った子供たちを尊敬するが、振りを考えた先生の凄さを思い知っ…

瓦版コンテスト

会社の人が増えて大きく変わったのは、テストや課題が増えたということだ。俺が入社した頃は、いろいろなことが原則として数値化されていなかった。しかし今では点数や順位がある。俺は、常に平均点付近をうろうろしている。最下位やら1位やら。割れば平均…