色々書きたいことはあるけれど

形になっていない。形にすることをサボっているだけだ。

2ちゃんねるのオカルト板に師匠シリーズという掌編がある。

失われることについて考える。

作者は、やがては失われるということから目を背けていない。『師匠』という存在は例外なく失われる。

失われることで、俺は暗い気持ちになる。

思えば、俺は失われないことを書こうとしていたのではないか。失いたくないという願望を訴えていたのではないか。

最初、俺は『師匠』が失われることで暗い気持ちになるのだと思っていた。しかし、それだけではないと化物語をみて思った。

世の中から唯一無二の才能が失われるということが暗い気持ちの原因ではないか。次につなげることができるものとできないものがある。教えることができるものとできないものがある。

携帯電話で書いているこの日記。俺が思っている通りに書けているかどうか。はてさて。