遠方より来る また楽しからずや

月が丸いから携帯電話に月齢を聞く。満月だった。好きな人も同じ月をみていたことを知る。だいぶ離れた街からも月がみえることを知って、嬉しかった。

とあるところで文章を書く。ひとつは87字、もうひとつは187字。謙遜ではなく事実としてそれらは駄文に違いないのだけれど、書いていて楽しかった。ああそうかと思い出す。かつては、書くということが楽しかったのだ。だから書いていたのだ。

書きたい物がある。楽しいかどうかは書いてみないと分からない。うまく言えないのだけど、今は楽しいかどうかが二の次で、軸は違うところにある。それが××ではないだろうか。そんなふうにも思う。