俺は助手席でポテトを食べていた

日曜日か月曜日、どうやら風邪をひいたらしい。

あまり身体を壊さないようになってから10年近く経つ。子供のころは、兄は皮膚炎と喘息、俺は中耳炎。加えて、二人とも定期的に風邪をひいていた。何かとお金が掛かった。母が働くようになったのは、俺達が病弱だったからだと思っている。母は、様々な仕事をした。一般に現場作業員と呼ばれる仕事に就いていたこともあるらしい。母は仕事で肩を痛めた。
母の肩の調子が気掛かりである。最近、水泳に挑んでいるらしい。もしかしたらよくなっているのだろうか。今度会ったときに、訊いてみようと思う。

18歳をすぎたあたりから、俺はあまり風邪をひかないようになった。骨も折らないようになった。

それでも年に一度か二度、風邪をひく。

治し方は非常にシンプルだ。ひたすら食べる。可能であれば寝る。食っちゃ寝を繰り返して治す。食べ物や飲み物を、通常時と比べて2〜3倍に増やす。身体を壊した際に胃や腸が弱らないから助かっている。消化の良し悪しも気にしない。

風邪を治す代償として体重が増える。みっちり太る。

ここ数ヶ月で、4キロくらい痩せた。目標の68キロまでもう少しだった。非常に残念である。

ごっつぁんです。