2010-04-10 プロ意識 「久し振りだね」 「ご無沙汰しております」 たまご焼きのおいしい焼鳥屋さんでビールを飲む。◇何度か見掛けたお客さんがラーメン屋さんの店長であることを知る。25歳の店長は、焼酎をお茶で割っていた。「仕込みは大変ですか?」俺の問いに対する彼の答えは、バランスが良かった。「そんなに手間は掛けていないです。安く出したいので」 「なるほど」 「でも、うまくないものは出さないです」鋭さと柔らかさのバランスが良いと感じた。そして、彼は俺に大切なことを話していない。『そんなに』の基準を話していない。