2019-02-11から1日間の記事一覧

「その手は大事な人とつなぐためにある」

山口雅也の『生ける屍の死』を読み終えた。 ◇ 初めて推理小説を読んだのは、きっと中学生の頃だった。 俺が日記を書き始めたのは20代の半ばである。残念なことに、日記以前の記録は残っていない。だから、俺の話には「おそらく当時はこうだった」という類の…